メンタルを安定させ、営業成績を上げる方法を徹底解説！

営業職は成果が数字として表れるプレッシャーやお客様への対応など、毎日のように精神的に負荷がかかる仕事です。目標未達が続くと自信を失い、思うような提案ができなかったりします。私自身も営業職一筋ですが、はじめは営業成績をなかなか上げられずプレッシャーに押しつぶされる日々でした。上司に数字を報告するときや同僚の成功体験を目の当たりにしたときは、メンタルが落ち込み、円形脱毛症になったこともありました(笑)。しかし今では大幅な受注による成功体験を積み重ね、営業目標の達成はもちろんのこと、社内コンペティション優秀賞受賞など成功を上げることができています。この記事では口下手な私がメンタルを強化し、営業成績を上げることができた方法を解説いたします。

目次

1. 営業マンが抱えるメンタルの問題
   1. 営業マンにメンタルの強化が必要な理由とは？
   2. メンタルを強化し営業成績を上げる方法
   3. まとめ
2. 営業マンにメンタルの強化が必要な理由とは？
   1. 商談の成約率
   2. お客様との長期的な信頼関係
3. メンタルを強化し営業成績を上げる方法
   1. 小さな行動をルーティン化する
   2. 成功体験を言語化する
   3. 人の良いところをまねてみる
4. まとめ

営業マンが抱えるメンタルの問題

営業マンは日々数多くのプレッシャーに追われます。そのプレッシャーにはどのようなものがあるでしょうか。

1. 営業成績

営業目標は営業職にとって毎月のつきものです。目標に対する進捗率が悪いときは、月末までに達成に向けた計画とその計画に対し、どのくらいの受注を見込んでいるかなど上司に報告しなければならない場面があるでしょう。特に目標未達や失注を繰り返すと、大きなプレッシャーに追われます。

　2. 断わられることが日常的

100件の架電で99件断わられることは日常的です。またその後の商談でも、市場状況や競合他社に対する優位性などお客様の理にかなった提案ができなければ成約にはつながりません。そのため、アポイントから考えると圧倒的に断わられる回数のほうが多いのです。

　3. お客様への対応

お客様と第一線で関わるからこそ迅速な対応が求められます。お客様からの要望や、社内トラブルでご迷惑をおかけするときなどにいかに丁寧かつ迅速に対応できるかが非常に大切です。

　4. 同僚との営業成績の比較

営業成績が如実に公開される会社であれば、同僚の営業成績はいやでも目に入ります。特に同僚が大型受注を獲得したとき、連続して目標を達成しているときに自身が不調だとメンタルが落ち込みます。そういったとき、「どうして自分にはできないんだ…」と悲観的になることもあるでしょう。

営業マンにメンタルの強化が必要な理由とは？

メンタルの安定性は営業成績に直結するため、営業マンにとってメンタルの強化は必要です。その理由について解説いたします。

1. 商談の成約率　

適切な切り返しや迅速な対応が求められる商談にて、メンタルの安定性は成約率に大きく関係します。お客様の潜在的なニーズを聞き出し最適な提案ができやすくなるだけでなく、トラブル対応の際も迅速な解決案の提供による高い満足度を得られます。こういった状況が続くと、お客様に「またこの人に相談したい」と思っていただけます。そのため、商談の成約率向上につながりやすいのです。

　2.お客様との長期的な信頼関係

高い営業成績を出し続けるには、お客様との長期的な信頼関係の構築が必要です。メンタルが落ちているときにしがちな説得力のない提案では、「この人に任せて大丈夫かな」とお客様の不信感を増大させてしまいます。メンタルの安定性による志向の柔軟性は提案の幅を広げ、お客様の高い満足度につながるのです。

メンタルを強化し営業成績を上げる方法

ここまで営業マンのメンタル強化の重要性について述べましたが、どのように強化すればよいのでしょうか。私が実際に行っていた方法を解説します。

　1．小さな行動をルーティン化する

自分に課した小さな行動をルーティン化すると自ずと自信がつきます。「午前中までに10件架電をする」、「初回商談ではお客様のプライベートの情報を聞き出す」など、なんでも問題ございません。この行動とは「週1回筋トレをする」、「毎日髪をセットしてから外出する」などプライベートなことでも構いません。日々自分に課したルールをクリアしていくとメンタルが安定し、自分との信頼関係構築につながります。

　2. 成功体験を言語化する

商談で成約した成功体験を言語化すると、次回の成約につながりやすくなります。なぜ成約できたかを細分化すると、「お客様のニーズを聞き出せた」、「お客様のフィードバックに対し迅速に対応できた」など何かしらの成功要因があるはずです。

　3. 人の良いところをまねてみる

会社には高い営業成績を出し続けている営業マンが一人はいるはずです。ぜひそういった方の営業手法をまねてみましょう。同行させていただける機会があれば、商談の中でなにかしらの気づきを得られるはずです。その気づきを言語化しすれば、提案力をブラッシュアップすることができるでしょう。

まとめ

ここまで営業マンのメンタル強化の重要性、またその強化の仕方について解説しました。営業職は日々のプレッシャーによって精神的に負荷がかかることは多いですが、この記事でのメンタルの強化方法を実施してみましょう。